復活のアンカー

米国株投資を始める前に必見!!!どこに税金がかかる?

お疲れ様です。アンカー(@anchor_0732)です。

今回は『米国株に投資した場合にかかる税金』について書いていきます。

 

値上がり益に対する税金だけでしょ

それだけじゃないんです!円でアメリカの株を買うわけですから...

 

今米国株は高値を更新し、絶好調。

日本株買うより、米国株買ったほうがよくない?

そう思われている方にまず読んで頂きたいです!

 初めての人が見落としがちな『為替差益について』説明していきます! 

 米国株を買うには?

まず米国株を買うには

円→米ドル

に変える必要があります。

円のまま直接米国株を買いたいという方は米国に投資したETF楽天VT.eMAXIS Slim米国株式など)を買うのがおすすめです。

そして米ドルで米国株式を買います。

米国株が値上がりしたから売却しよう。と思って売却すれば

譲渡益に対する税金20.315%の申告分離課税がかかります。

 

米国株の特徴として、円安の時に米国株を売ると二重に利益を取れます。

ここまでは日本株を買った場合と変わりませんよね。

しかし、米国株で得た利益は米ドルです。

ここから日本円に変えようとなると『為替差益』が発生します。

 

最初に円→米ドル 利益確定して円に変えたい時は 米ドル→円

最初に円→米ドルに変えた時のレート例:1ドル110円)よりも

米ドル→円に変えたときのレート例:1ドル100円)が円高になっていれば

為替差益が発生します。

 

この為替差益が忘れがちで、把握しづらい部分なんです。

源泉徴収なしの方はとくに注意が必要です。

 まとめると

POINT

円を米ドルに変えて米国株購入。

利確して譲渡益20.315%の税金。

米ドルを円に変える時に円高なら『為替差益』発生

どうすれば税金漏れしない?

 結論からいうと特定口座(源泉徴収あり)に設定し、必ず円貨決済にする』ことです。

 

特定口座(源泉徴収あり)にすると『譲渡益』と『為替差益』は自動で計算され、勝手に税金を徴収してくれます。

特定口座(源泉徴収なし)でも給与以外の所得が20万を超えなければ確定申告不要です。

 

米国株を買う時も売る時も円貨決済にすると、自動で円→米ドル 米ドル→円 に変えてくれます。ここで発生した為替差益はすべて『譲渡益』として計算されるので、源泉徴収されます。(源泉徴収ありの場合

 NISA口座でも同様のことができます

 

特定口座(源泉徴収あり)で全て円貨決済にしておけば大丈夫ですが、そうしない場合注意しておきたいのが、円→米ドルに変えたまま放置しないことです。

 

円→米ドルに変えた日に米国株を買え米国株を売った日に米ドル→円に変えることができたらいいのですが、タイミングを逃してそのまま米ドルを放置しておくと為替差益が発生することがあります

※米ドルで振り込まれた配当金にも同じことが言えます。

 

・例えば

円→米ドル(1ドル100円)で100万円分変えたとしましょう。

この10000ドルで米国株を買います。

しかし、買いたい米国株が割高です。

月日が流れると、買いたい米国株が段々値下がりしてきました。

ここだ!と口座内の10000ドルをすべて米国株に投資します。

その時の為替レートが(1ドル130円)だと、買った時点で

30万円分の為替差益が発生します。

まとめると

POINT

特定口座(源泉徴収あり)に設定し、すべて円貨決済で行う。

配当金で振り込まれた米ドルや、余った米ドルを口座に放置しない。

おすすめの米国株の買い方

おすすめする米国株の買い方は

外貨建てMMFという投資信託を買って、そこから米国株を買うという方法です。

外貨建てMMFでドルを運用することで分配金手にすることができます。

流れとして

外貨建てMMFを活用した方法

①円→米ドル

②米ドルで外貨建てMMFを買い付ける。

③米国株を買いたい時に外貨建てMMFを売却し、米国株を購入。

④米国株売却。得たドルを同日中に外貨建てMMFへ移動させる。 (配当金も同じく同日中に外貨建てMMFへ)

⑤ ③へ。

 ※楽天証券なら、外貨建てMMFから直接米国株を買うことができます!

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

複雑でわかりにくい部分も多々ありますが、ちゃんと理解しておかないと知らないうちに脱税になってしまう恐れがあるので、しっかりと理解しておくことをオススメします。

 

米国は非常に有望な市場なので是非とも自分のPFに米国株を組み入れたいですね!