【3話】彼女との出会い
お疲れ様です。アンカー(@anchor_0732)です。
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前回の続きのお話です。
それではお楽しみください。
中学2年の夏から付き合い、交際は順調に続いていました。
しかし、その中に陰りが見えはじめました。
それは、私が勝手に彼女のためと思い、他の女子達と会話しないようにしていたのです。
完全に自己満足でした。
そんなとは知らない彼女は、普通に他の男子達と喋るんです。
当時の私は「俺は結衣の事を思ってるのに...」と嫉妬していましたね。
学年が変わり、あまり会話する機会が無くなりました。
それでも廊下や、放課後などでちょくちょく会ったりしていて、そこで手紙のやり取りなどを続けていました。
そんなある日、私は「今日は教室まで手紙を持って行って話をしよう!」
と彼女のいるクラスへと向かいました。
入ろうとしたその時、そのクラスの健太が飛び出してきたのです。
びっくりしてドアから離れると、健太の後を追うように結衣が出てきました。
結衣は私に気づかず、満面の笑みで健太を追いかけていきました。
当時は相当ショックでした。初めに感じた直感は間違いだったんだと思いました。
他にも、私とメールができないと言われた日に健太とメールをしていたり。(健太にさりげなく聞きましたw)
お菓子を健太に渡していたりしていたんです。
自己満足の為に我慢していた私にとって、これは裏切られたと思ってしまい、彼女に問い質しました。
アンカー「なんで俺とは喋ってくれないの?」
結衣「アンカーとは緊張して話せない。」
アンカー「健太とはどういう関係なの?」
結衣「ただの友達だよ。」
ただの友達なわけないじゃん。と思いました。
健太とは今でも仲がいいのですが、健太曰く当時は結衣がアンカーと付き合っていると知っていながらも、結衣の事が好きになっていたらしいです。
納得できず、裏切られたと思った私は別れようと告げました。
その時期は受験シーズンだったので、お互い受験に集中することになりました。
私は学校の推薦で私立の野球名門高校へ。
彼女も学校の推薦で進学校へ。
未練はありましたが、中学でお別れだ。高校で新しい出会いもあるし...と思ってました。
合格発表当日、推薦される人たちは同日に発表されます。
合格者はその場で説明会に参加。
不合格者は学校へ帰り、一般試験の手続きを。
私の結果は.................不合格でした。