復活のアンカー

今週の振り返り【3/16~3/20】

※数値はすべて終値です。

 

3月16日 月曜

ダウ 20188ドル -2997 -12.93%

S&P500 2386ドル -324 -11.98%

日経 17002円 -429 -2.46%

ドル/円 105.953(米国相場終了時点)

 

・市況

15日にFRBが緊急利下げを発表。0.75〜1%利下げで0〜0.25%の金利となった。下げる余地がほぼなくなった。

同月内の連続利下げはリーマンショック以来。

日銀がETF買い付けを6兆円から2倍の12兆円まで拡大すると発表。

出口戦略がどうなるかが不安。

 

昨夜のダウは開始早々サーキットブレーカー発動。

過去最大の下げ幅。ベア相場が続いている。

緊急利下げが逆に不安を煽り下落した。

 

3月17日 火曜

ダウ 21237ドル +1048 +5.20%

S&P500 2529ドル +143 +5.99%

日経 17011円 +9 +0.06%

ドル/円 107.615(米国相場終了時点)

 

・市況

金が換金売りで下落が続いている。安全資産と言われていたが、暴落時には意味を為さない。

コロナウイルスの責任所在をめぐり、米中が揉めてる…

 

 

 

3月18日 水曜

ダウ 19898ドル -1338 -6.3%

S&P500 2398ドル -131 -5.98%

日経 16726円 -284 -1.68%

ドル/円 107.853(米国相場終了時点)

 

・市況

日経平均は17000円台を割る。

昨夜のダウは3年ぶりの20000ドルを一時割る。

米国は経済対策として現金給付を検討。これによりダウはプラ転

原油24.5ドルまで下落。ロシアは原油安に対して強気の姿勢。

 

 

3月19日 木曜

ダウ 20087ドル +188 +0.95%

S&P500 2409ドル +11 +0.47%

日経 16552円 -173 -1.04%

ドル/円 110.612(米国相場終了時点)

 

・市況

昨夜の米国相場は国防生産法の発動を宣言。

これにより全ての民間企業は一時的に国有化されたような状態に。大統領に資金・助成金・生産計画に関する決定権が与えられるようになる。

サーキットブレーカー発動。↑の発動により。

原油は18年ぶりの安値。20ドル代まで下落

 

 

3月20日 金曜

ダウ 19173ドル -913 -4.55%

S&P500 2304ドル -104 -4.33%

日経 祝日により休場

ドル/円 110.864(米国相場終了時点)

 

・市況

昨夜のダウは原油が21ドル前後から25ドルまで上昇。為替も110円台まで上昇。円安株安の異様な状態が続いている。

開始直後は大幅に下落したが、その後上昇。米国の世界渡航禁止で下落。

金曜夜のダウは大幅下落。SP500は3年ぶりの安値。

ボーイングが無配を発表。

今週はドル高の動きがあり、週間4.32%上昇しリーマンショック以来の上げ幅となった。

世界主要6中央銀行がドル・スワップ協定を締結。

※通貨を対象とするデリバティブ金融派生商品)取引のひとつで、異なる通貨間のキャッシュフローを交換する(スワップする)取引を、「通貨スワップ」といいます。

各国の中央銀行(日本の場合、日本銀行)が互いに協定を結ぶ「通貨スワップ協定」というものもありますが、これは自国の通貨危機が起きた際、自国通貨の預け入れと引き換えに、協定を結んだ相手国の通貨をあらかじめ定めたレートで融通してもらえる協定です

SMBC日興証券から引用。

 

要するにドル高によるドルの流動性不足を補うため、通貨安が通貨安が続いている通貨とスワップすることにより、為替市場の安定化を図る。ドルを借りることが容易になる。