復活のアンカー

【1話】彼女との出会い

お疲れ様です。アンカー(@anchor_0732)です。

突然ですが、私と彼女の話をしたいと思います。

気分転換に読んで頂けたらと思います。

 

なぜこんな話を急にするかというと、彼女からは『大切なこと』を学んだからです。

ブログで数回に分けて更新していきます。

それでは、お楽しみください。

※彼女の名前を結衣(ゆい)とします。

※身バレ防止の為、一部事実とは異なります。

彼女との出会い。

私が結衣と出会ったのは中学1年生の時でした。

始業式に遅れるというやんちゃ坊主でした。

クラス分けが張り出され、私は小学校からの友達はいないかソワソワしていたのを覚えています。

そして、クラスに分かれワクワクしている私は、このクラスで直感的に友達になれそうな人と彼女候補を選んでいました。(笑)

結衣とはクラスは一緒だったのですが、その彼女候補に結衣は入っていませんでした。

 

そんなこんなでクラスメイトと雑談などをしているうちに結衣と話す機会があり、

第一印象は

こういう人と結婚したら幸せになれるんだろうな」でした。

ここには嘘偽りはありません。

 

中学生の頃はどんな人がモテると思いますか?

場所によると思いますが、基本的に『不良気味』な人だと思っています。

そして私がにわか不良でしたw

しかしこれが意外とモテまして.....

あるA子という女性に告白をされました。

私のタイプではなく、丁重にお断りしたんですが、それが後に問題となってきます。

 

月日が経ち、みんなが仲良くなってきた頃、私は結衣を好きになっていました。

「結婚するならこんな人がいいけど、好きになることはないな」と思っていましたが、結衣の優しさに惹かれていました。

1年生の終わりごろ、私は結衣に手紙を渡し告白をしました。

次の日学校に行くと、結衣が泣いているのを見かけました。

「えっ?昨日の手紙がそんなに嫌だったのかな...」と思っていましたが、後々分かったことでは

「今まで仲の良かったA子から陰口を言われてるらしい」

ということでした。

A子はずっと私のことが好きだったらしく、その私が結衣に告白したことで、見返しに結衣の悪口を言ってやろうという感じだったのです。

結衣は純粋な心の持ち主だったのですが、それがきっかけで今でも心に傷があります。

 

傷ついた結衣は私に

本当は付き合おうと思っていたらしいんですが、

「好きじゃないので付き合えません。」

そう言って去っていきました。

 

原因も知らずに振られた私はショックで、結衣のことは忘れようと部活に励みました。

そうして1年生が終わり、春休みに入ったころ、帰ろうと下駄箱に行ったとき

下駄箱に手紙が入っていました。

 

その手紙は結衣からの手紙でした。

 

続く...