今週の振り返り【4/6~4/10】
※数値は全て終値です。
4/7日の僅かな調整を除いて、今週のNY市場は大幅に上昇しました。
これをどう捉えるか、投資家一人一人の判断次第です。
様々な情報が飛び交っていますが、判断は受け取り手次第です。
焦って取引しないように心掛けたいですね。
4月6日 月曜
ダウ 22679ドル +1627 +7.73%
S&P500 2663ドル +175 +7.03%
日経 18576円 +756 +2.02%
ドル/円 109.205(米国相場終了時点)
・市況
トランプ大統領は今後1.2週間がコロナウイルスの山場となるだろうと発言。
5日には一部の地域で感染者数が減少したことにより先物は上げる。
4月7日 火曜
ダウ 22653ドル -26 -0.12%
S&P500 2659ドル -4 -0.16%
日経 18950円 +373 +2.01%
ドル/円 108.794(米国相場終了時点)
・市況
日本で7都府県に緊急事態宣言を発令。初めての事で、ロックダウンのような状況にはならない日本独自の緊急事態宣言。
昨夜のダウは感染者減少、大統領のピークアウトは近いなどの発言により大幅に上昇したが、機関投資家が買っているという見解も。
実態経済がどれくらいの打撃を受けているかがわからない状況で上げていくのには疑問が生じる。
4月8日 水曜
ダウ 23443ドル +779 +3.44%
S&P500 2749ドル +90 +3.4%
日経 19357円 +403 +2.13%
ドル/円 108.850(米国相場終了時点)
・市況
昨夜のダウは寄り天。開始直後は大幅に上昇したが引けはマイ転。
原油の減産については米国も協力して減産する事を決めないと大幅な減産はないと指摘。
米国経済は第二四半期にGDPが30%以上減少する恐れがあると発表。これらを踏まえてダウは売りが先行した。
4月9日 木曜
ダウ 23719ドル +285 +1.22%
S&P500 2789ドル +39 +1.44%
日経 17818円 -246 -1.37%
ドル/円 108.493(米国相場終了時点)
・市況
昨夜のダウはOPEC+の減産協議の期待で上昇した。米国が減産するなら減産するとロシアの発言。まだ楽観視できない。個人的には2番底は来ると予想。
4月10日 金曜
ダウ 祝日の為休場。
S&P500
日経 19498円 +152 +0.79%
ドル/円 108.437(米国相場終了時点)
・市況
昨夜のダウはOPEC+の減産合意が決まり、原油は上昇したが、引けにかけて下落。最終-7%となった。10日のG20協議がメインなのと、1日1000万の減産では足りないと市場が反応した。予想では2000万で、実際安定させるには3000万バレルの減産が必要とされている。
次いでFRBが失業保険申請件数の悪化を受け、2.3兆ドルの資金投入が発表された。
これを受けダウ、SP500共上昇。
まだ動くつもりはない。静観です。
G20の緊急エネルギー会合が行われ、さらなる減産が期待されていたが、期待に応えるような発表はなかった。
昨夜OPEC+の会合で減産が決定したが、メキシコが唯一反対していた。
今回のG20でも反対していたと予想され、メキシコの説得、さらなる多国間での減産協力が必要となってくる。
週明けの相場は大荒れが予想される。