復活のアンカー

今週の相場振り返り【5/11~5/15】

※数値は全て終値です。

 


5月11日 月曜
ダウ 24211ドル -109 -0.45%
S&P500 2930ドル +0.52 +0.01%
日経 20390円  +211 +1.05
ドル/円 107.627(米国相場終了時点)

・市況
経済活動を再開した国々が、再感染が頻発する例が増えている。
経済活動再開には慎重にならないといけない。


5月12日 火曜
ダウ 23764ドル -457 -1.89%
S&P500 2870ドル -60 -2.05%
日経 20366円  -24 -0.12
ドル/円 107.147(米国相場終了時点)

・市況
昨夜のダウはハイテクとヘルスケアが堅調。
マイナス金利を織り込み、金融が大きく下げた。
NY州の一部で経済活動再開も。コロナの影響で、コロナ以外の死者が増えている。


5月13日 水曜
ダウ 23247ドル -516 -2.17%
S&P500 2820ドル -50 -1.74%
日経 20267円 -99 -0.49
ドル/円 107,022(米国相場終了時点)

・市況
昨夜のダウはマイナス金利が導入される可能性が高まった。
さらに、ロックダウン解除を行った国々がコロナウイルス第二波の感染が広がっており、米国でも第二波の影響があると考えられる。
消費者物価指数(CPI)は前月比0.8%下落
ロサンゼルス郡が3ヶ月の自宅待機延長の可能性があり、これらのことを踏まえダウは-2%ほどの調整となった。


5月14日 木曜 
ダウ 23625ドル +377 +1.62%
S&P500 2852ドル +32 +1.15%
日経 19914円 -352 -1.74%
ドル/円 107.235(米国相場終了時点)

・市況
昨夜のダウはパウエル議長が、コロナウイルスの影響で長期にわたって経済が低迷する恐れがあると発言。マイナス金利については否定したが、悲観的な会見であった。
米中関係がさらに冷え込み、連邦公務員向け確定拠出型年金(TSP)の運用を手掛けるFRTIBは13日、一部中国企業への投資を無期延期すると発表した。
ワシントン州も自宅待機延長。これらの影響により株価は大幅下落。明日も下落すれば久しぶりの三連下落


5月15日 金曜
ダウ 23685ドル +60 +0.25%
S&P500 2863ドル +11 +0.39%
日経 20037円 +122 +0.62

ドル/円 107.167(米国相場終了時点)

・市況
昨夜のダウは、失業保険申請件数が予想250万件、結果298万件と予想を下回る。
経済活動再開の動きがある他、追加の経済対策が発動される可能性もあるとしてダウは上昇。開始直後は大幅に下落していたが、米中貿易の関係悪化などが懸念される。この材料で300ドル+は上げすぎかなという印象。

 

 

金曜のダウは、米国小売り売上高が発表され、予想-12%を下回る-16.4%となった。

米国では内需が強いので、この数値は悲惨な結果となった。

また。米国はファーウェイに対する輸出規制を強化すると発表。

それに対し中国は、アップル、シスコ、クアルコムボーイングなどの企業を

「信用できない実体リスト」に加える用意があると発表。

また、米国がWHOへの資金供給を中止した件についても批判。

報復戦争が始まり、激化すれば経済の混乱は避けられないと予想される。

 

米国では追加で3兆ドルの追加支援が可決され、さらなる期待がかけられる。

ラマダンも5月23日に終わるので、その間に何が起きてもおかしくない。

チャートを見ても長中短の線が重なりつつあるので、なにかの転換期となる可能性がある。

 

今月末までは様子見かなと思いますが、いつまでも様子見ではいられないので

どこかで割り切らないといけませんね。

 

今週もお疲れ様でした。